コロッケ、モーター、プラモデル・・・

 まー、始めにエクスキューズしておきますが、本日はホントにしょーもない極私的な昭和懐かしネタなんですケドね、コレがワタシの「オトコのマロン(笑)」なモンですから、ココはワガママを許してちょーだいナ・・・春になりますとね、少々オカシクなるワケなんですヨ。

今朝になって、久しぶりに千葉の拙宅へと戻る道すがら・・・
沿道の菜の花畑や咲き始めたサクラを愛でつつ走っておりましたら・・・
いつもの遠距離移動も、また愉しからずや、と云った気分デス。
サクラ見物の人々が次々と渡り来る橋を渡れば・・・
・・・直に、味覚の王様に(笑)。
「日だまり」、小学校二年生だって、巧いナァ。「根気」は「ある」なのでは(笑)?
こっから、まだ一時間ちょっとありますんで・・・
・・・「黄金色の至福」でハラを満たしておこ。
「うん、ホント、コレ、マジ、美味い!」思わずアタマも大バクハツ(笑)。
「夢いっぱい」な小学校まで来れば、アト10分・・・
「嗚呼、ホント久しぶり」・・・今季初、ウグイスの声を聴きました。
懇ろに日頃からの感謝の気持ちをお伝えいたしまして・・・
・・・ソッコーで、アタマの方も丸めて(笑)まいりました。
その帰り道。通称アパッチ峠のサクラも見頃でイイ気分。
あー、コレでようやく、コレ肴にして呑める(喜)!
二種のコロッケとチキンカツ・ポテサラ・コロナビールで本日の祝杯!
気分がイイんで、先々週にヤフ○クで手に入れた60年前のプラモデルと・・・
そのオマケに付いて来たモーターの検証作業をと。
生まれて初めて手に入れた、TKKマブチ02モーター。
現在のマブチモーター社が、まだ東京科学と名乗ってた時代の製品デス。
さっそく、箱から出してみましょ・・・
・・・新品の単一乾電池を繋いでみたケド、「まぁ、動かねーわナ(泣笑)」
ちょうど、ビールのアテになるシゴトが出来て、ヨカッタわい。
筐体に樹脂パーツが無い。すべてはプレス加工品で、分解は容易デス。
マイナスドライバーの先でツメを起こして行けば・・・
こぉ~んな感じから・・・
・・・一気にバラけてくれます。
コイツは、コワれるトコなんぞ有りゃせんがな・・・
・・・と、ローターを抜いて、中を覗きます。
まぁ、お不動様の原因は、ココだろナ・・・
マイナスドライバーの先をキサゲ代わりにコシコシと・・・
・・・黒ずんでた酸化被膜をキレイに除去いたしました。
まー、ソレにしても古式蒼然たる形状だよな。
磁石が筒の中へ収められずに、外部へ飛び出しちゃってます。
でも、そのおかげで、葛飾区の内職オバハン(笑)でも組み立てられたに違いない。
そのカギは、ブラシ部分がソトから組み込める設計と形状である点にあり。
二個のフェライト磁石に磁力が残ってるかと確認。いちおう、大丈夫みたい。
コレが、モーター内部でブラシ接点部分がどう接触してるのかを示す画像デス。
ブラシ内側の接触部分も磨いたら形状を整え直し、筐体を組み立てます。
ナニもかもが、ツメを折るダケで組み上がるのって、ラクでイイな。
この軟鋼製モーターベースなんか、当時の下町プレス技術の極致って感じがします。
さ、コレで筐体は組み上がりましたが・・・
いよいよ、大ラスのブラシ組み込みデス。
このように、ローター側接点部分へ左右から挟み込むように組みます。
コルク板(?)の穴にツメを通して、そのまま折れば完成デス。
さ、どーなりますやら・・・
「おおっ!回っただよぉ~(大喜)」画像ぢゃチートモ分かりませんねぇ(笑泣)。
筐体にはブラシ部分を覗ける穴も。トラブル多かったんダロな、きっと。
コレで、60年前のプラモデルを同時期のモーターで動かせるかナ・・・
このモーター、当時で100円の定価だったのかぁ・・・
ちなみに、プラモデルの定価は「はちじゅうえん(笑)」モーターの方が高い!
でも、ドライバーの上半身フィギュアまで付いてるのは、当時はスゴいコト。
なんか、標識のオマケも付いてるし・・・
まさかとは思ってましたが、一切の減速をせずにモーター直結の後輪駆動?!
しかーも、金属製モーター筐体を付属のチューブ入りセメダインで貼れとは・・・
走行中にモーターがトレるのは必定なんで、上下に分割出来る構造は正解カモ。
リード線も「青」とか「赤」ぢゃなくて、「上」とか「下」とかと、チョー難解。
電池入れてスイッチオンまでは、前後ドッチにスッとぶか・・・ヒモ付けなきゃ。
売り文句通りに走らせるには、瞬間接着剤の普及まで10年は待つ必要あったかナ。

 ↑ホントはBRMなんて地味なのじゃなくて(失礼!)、跳ね馬のフォーミュラーワン(もちろんV12のランプレディユニットを載せたようなヤツ)で競ってたんですが、競りマケましたわ(笑泣)。同シリーズのマセラティも出てますが、当時80円に「即決10000円(送料と振込手数料も別)」は、なかなか出せませんわ(泣笑)・・・にしても、古式ゆかしきマブチモーターは、板金細工のアノ作りでは湿気も入り放題。その後の各種産業用途への転用は、フェライト磁石が筐体に内蔵されてセミシールド化してから本格的なモノとなったんでしょうね。草創期の小さく安価なモーターやプラモデルから、高度経済成長の萌芽を感じ取れるのも、「また愉しからずや」であります。来月26日開催の「ダメ男の林間学校」にて、ここんところの戦利品を御披露しようかと画策しております。まだ若干名様の御宿泊も可能な状況デス。ぜひお越しくださいね。

 それじゃー、また明日。

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“コロッケ、モーター、プラモデル・・・” への10件の返信

  1. 古式ゆかしきモーターリファビッシュ
    すばらしいです。
    文系脳ゆえモーターの原理は分かっているようで分かっていません。
    プラモはパーツが少ないわりに説明が難解という。。。
    完成後は紐で結んで回転レースっていう発想はなかったです。

  2. 桜も徐々に咲いて来ましたね。
    とはいえ、色々なことが重なって自分の心は未だに真冬です。
    少しでもまた趣味が楽しいと思えるようになれば良いんですけど…。

    1. ↑ウチでクルマ買い直せば一発で解決(笑)ヨ。「あなたにすべての良きことが雪崩のように起きます!」

  3. コロッケ、モーター、プラモデル・・・
    「いいですねぇ、いいですねぇぇ~~」
    Hでございます師匠の声が聞こえてきました(笑)。

    1. ↑ついでに「コリャおバカさんデスねぇー」も云って欲しい(笑)。

  4. 写真でモーターが回っておるか判らんということは、モーターバラして再組立しても軸がぶれていないってことですよね。
    流石でござります。

  5. 普段は意識しないのですが、ここまで分解されますとモーターの構造が科学である事を実感。
    この構造を考えたヒト、エラい。
    一方、「フックを利用すればいろいろなレース方法で楽しめる」って。
    楽しみ方も工夫次第なのですね。

  6. 後出しコメント:ヤフオクにはデッドストックの箱アリのこのようなものまで売っているんですね。完成させるのかこのまま未完成でお宝としてキープするのか悩ましいところです。
    後出しコメンテーターも今月でおさらばです。

  7. すごい世界ですね。ブラシの点検窓あるんですね。モーターベースがかっこいいです!

  8. おお、後出しコメンテーターH殿、「後出しコメンテーターも今月でおさらばです」とは、良く言ってくれたぞよ。
    そなたこそ真の勇者なり。
    誇り高き白銀の仮面を継ぐに相応しき者よ。
    シルバートライデント仮面「皆の者、勇者・後出しコメンテーターH殿に祝福を。彼こそが二代目シルバートライデント仮面に相応しき者なり!」
    一同(やんややんや!)
    ・・・こうして、シルバートライデント仮面の称号は後出しコメンテーターH氏に受け継がれる事になったそうである。。。

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