コリャあくまでもワタシ個人の持論なんですが、自動車部品ってのは、本邦でバブルの全盛期であった1995年前後をターニングポイントとして、こと耐久性と云う項目に関しては、残念ながら劣化の一途を辿っていると思ってます。環境問題に端を発した材料技術の変化や、ソレに伴う各部の設計変更に負うところ大だと愚考しておりますが・・・
























↑例えば、本日俎上に載せたフューエルリッドなどは、4代目のクアトロポルテでは樹脂に高品質塗装でしたんで、問題が出るコトは皆無に近い状況でした。ソレが5代目となってフューエルリッド周りを全金属製にしたところまではヨカッタんですが、常に湿気を帯びる可能性が大きい部位に、わざわざ生鉄を使用しているのは理解し難いデスね。ま、アレコレとステンレス製にすればコスト高にはなっちゃうんで、「7年保てばOK!」ってなモンだったのでしょうけれど。もっとも、マセラティ様を自動洗車機に入れて自然乾燥するよなヤツは、おそらく本邦にしか居ないんで、ヤツらにゃ「想定外」なのかも知れませんね。イタリア車を直すのって楽しいナ、手を入れれば必ず良くなっちゃうんでね。
それじゃー、また明日。
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ゴツいサビ落としに補修、お疲れ様でした。
このサビ、地味〜ぃに気になりますね。
さすがの仕上がり、完璧です。
彼の地には梅雨なんぞありませんからねぇ。
本国じゃもっと持ち堪えてるのではないでしょうか?
それにしても頭が下がります!
脳内構想通りで実践できるとこ、素晴らしいですね。考えるばかりで、手が出ないこともあるので、勉強になります。ありがとうございます。
キックバネって和製英語っぽいですね。
ぐぐると英語ではkick springだそうで。
蹴りバネじゃダメなんでしょう。
それにしても、こんなところまで手直しが必要なのはさすがの大貴族
ビトルボ系の設計に関わったヤツらの思想と美学は変〇。
マイクロ・デポ社に集う顧客がまた、筋金入りの変〇で。
その手練れたちを相手する、イタリア車を直すのって楽しいナ、なんて言っちゃってる師匠がこれまたド変〇で。
いやいや、お見逸れ致しますm(__)m
常識人且つ小市民のワタクシメがつけ入るスキなぞ、とてもとても。
たこちゃん「あんただよ(泣)!」
大貴族号のフュエールカバーの根元がサビ錆なんて、青空駐車だったんだろうかな。マセラティはやはり屋根付き駐車場で保管するのが、大前提で作られているのか、それとも5〜7年で買い替えされると想定されているのかな。
僕はまだ一度だって自動洗濯機には入れてません…が、時々入れたい衝動にはかられます…