【緊急警報:笑】例年の猛暑と旧車とは、折り合いを付けつつ楽しまれるのが“吉”デス。

 本日もタダゴトならざる激猛暑(泣笑)でしたが、そのような中でも「横浜のY」さん号(マセラティクアトロポルテⅣ前期型)のETCセットアップをするために、自走にてエアコン18℃設定で「Hっとり自動車のI」さんのところまで行ったらしいんですケド、今日ぐらいの猛暑でも、エアコンは「ワタシのクルマ(現行プジョー508)よりも効きますヨ」との三男の弁には、とりあえずは「ホッ」としておりやす。

練馬のマイクロ・デポ本社では、「横浜のY」さん号のファイナル仕上げ中。
下回りからのチェックと仕上げ・・・
耐熱塗装をヤリ直したり・・・
ブレーキや足回りをチェックしたり仕上げたり・・・
結露に拠るヘッドライトレンズ裏側の曇りを・・・
あらためて取り除き・・・
見てくれもシャキッといたしましたでしょ。
反対側は、一層曇りがヒドいデスねぇ・・・
拡大すると、こんな感じ・・・
コチラの方も、キッチリと仕上がりました。
昨日ワタシがドナー車からハズして送ったプレッシャーレギュレーターも到着即装着。

 ↑でも、ホントは旧車乗りの方々には「ホッ」として欲しくは無いのが、ワタシの偽らざる心情なんです。たとえソレが国産車でも旧車となりますと色々と出ますんで、「欧州旧車に於いておや」ってコトです。

 以前に「中富良野のU」さん(御無沙汰&お待たせして申し訳ございません:ペコリ!)をお訪ねした折に伺ったハナシなんですが、我が国産のトヨタでは、富良野にテストコースを擁しており、「零下40℃~摂氏40℃」までの過酷な環境下での様々な試験を実施しているとのコトでした。そこまでの試験、欧州の各メーカーがヤッてると思います?いわんやマセラティなんかに於いておや(今日はコレばっかし:笑)。

 特に寒暖差が激しくなってまいりますと、露天に置いているクルマのエンジンルーム内は、ホースで水を掛けたくらいのレベルで結露に拠るビショ濡れを喰らっております。また、近年の本邦に於ける暑さもヒドいモンですが、今日などはヨーロッパ諸国で45℃(!)とかになっちゃってるらしいです。きっとエアコン普及率が低かった彼の地では、今さらながら中華製のクーラーがバカ売れしているコトでありましょう。

 ・・・で、些か回りくどかった(笑)ですが、今日はちょっと強めの言葉で申し上げますヨ。「あえて敗色濃厚な戦地に我が子を送り込むのは、愛情が無い行動だし、愚の骨頂なんで、おヤメなさい」ってコト。

 暑い暑いとは申しましても、年間を通して真夏日となるのは東京都心で83日(昨年のデータ。ちなみに2023年は90日だったとの由)なんで、その三ヶ月は旧車にも夏休みを与えてあげてください。そして、その三ヶ月の間に実用使用出来るクルマは別に持っているべきである(旧車乗りのエチケット)とも思っております。本日のクアトロポルテを例に挙げれば、おそらくアト数℃気温が上昇したら、エアコンコンプレッサーのバイメタル式安全装置が働いて、さっきまでバリバリに効いていたエアコンも、その動作を停止したコトでありましょう。そういたしますと、そのトバッチリは当店のような店の方に向けられて「どーしてくれるんだ?!一日も早く治してくれ!」ってハナシになってきます。これじゃぁ命懸けでヤッてるワタシらも浮かばれぬと云うもの。あ、コリャあくまで一般論ですからね、あしからず(笑)。

 これから暫くの間は、せめて日暮れてからアトの時間帯にお楽しみ頂くのを強くお勧めいたします。愛する我が子を最前線に送るのはヤメましょうね。今日は最前線の軍医さん(笑)からの切なる御願いでした。

 それじゃー、また明日。

-------
愛車を御手放しになりたい方は、コチラ:車輛売却時にも、当店に持ってくるのが結局ラクでお得ヨ。マセラティじゃなくてもね。をどうぞ。

-------
マセラティでイッてみよう!Part2・Part3・V3ヴイすりゃ~)・ア~マ~ゾ~ン(笑)!!を通したすべての過去記事への一気到達用ページへはコチラ:マセラティでイッてみよう! 過去記事月別アーカイブ(三年ぶりの改定新版)からどうぞ(ヒマつぶしに最適!)

“【緊急警報:笑】例年の猛暑と旧車とは、折り合いを付けつつ楽しまれるのが“吉”デス。” への7件の返信

  1. 確かに対自動車の気象警報も必要な世の中になって来ましたね。
    明日一番暑い時にパンダで環八走らなければいけないのですが、渋滞しませんよーに、てるてる坊主を逆さまにしてぶら下げてみようかしら。

    1. ↑「テツヲタ」御師匠さま、わざわざ本日は御夫婦でメカトリエに起こしくださいまして有難うございました。諸々感謝いたしております。
      ・・・「そんな貴殿にゃダイハツハイゼットジャンボがあるダロがぁぁ!!」っての(笑泣)。

  2. 我が日本の誇り、トヨタ様は過酷な自社規格の耐久性試験を経て、晴れてトヨタブランドの製品を上市するのですね。
    走行距離23万㎞越えの営業車アクアを日々、馬車馬のように酷使しておるワタクシメ、トヨタ様をリスペクト。
    一方、欧州車は、メカトリエのクルマにも作業者にも過酷な暴露試験を経て、オーナー様に納車されるのでありますから。
    巨大欧州カーメーカーの信頼性を担保する家族経営のマイクロ・デポさん素敵💕
    たこちゃんの過酷な日々の御仕事は、もはや火星移住を見据えたマセラティ・ライフの実現を目指すかのようで。

    しかし、たこちゃんは正しい。
    シルバートライデント仮面は、いついかなる時も。
    たこちゃんの教えを胸に。
    ただ、ビトルボを素肌に羽織るのみ。
    ああ💕
    「どうかしてるぜ(泣)!」

  3. そうですよね。人間と一緒ですよね。
    無理させてはいけません。
    労わって乗りたいと思います。

  4. 近年、欧州の熱波報道を見て
    「これで奴らも日本車並みの対策やってくれるようになるんかな」
    などと呑気なことを考えていてはいけないのでしょうか。
    たぶん「ICEやめてBEVにした方が楽でしょ」とか思ってそう。

  5. そうですね。存在してくれることに感謝します。走りたい時に一緒に走ってくれる、真夏はお休みさせないとですね。

  6. だいぶコメント入れずで時が、過ぎたなあ。足車ないと、カンパーナも出動要請あるかも。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です