イリュージョニストたちに敬礼!

 本日は、まず始めに『ギョームレンラク』からなんですが、件のパソコン入替作業に伴いまして、先週半ばから頂戴しているメールには、本日現在まだ返信させて頂けておりません。おそらく明日中には新しいパソコンでのメールチェックとヤリトリが出来るようになろうかと思いますんで、どうぞ、もう少し御容赦くださいませ。

 さて、ソレと申しますのも、本日は、急遽イリュージョニスト(笑)さん方が、東京から戻って来たワタシの居るメカトリエに集結すると云うコトになりまして・・・

まずは、ほぼ御約束の時間に到着。
本篇の主役を抱えた「稲敷のK」さんこと『ボディライン』小林さんも直後に。
「御注文のピザをお届けにまいりましたぁ!(と、ホントに云ってた:笑)」
『御注文のピザ』の中味(笑)。
コチラの目ん玉は、レンズ表面のクリア層がほとんど剥げててね・・・
コッチは全体的に茶色く変色(ソレでも入庫時より相当キレイになってる)。
まずは、レンズの周囲にマスキングテープを貼り巡らせ・・・
やおら♯180なんて粗めのペーパーを掛け始めたガラス屋の『Oじま』さん。
一方で、『ボディライン』小林代表の方は・・・
・・・目ん玉がハズされているスキに車輌本体の方を磨いて貰うコトに。
入庫当時にはあり得なかった鏡面感が徐々に取り戻されてまいりました。
コチラでは、ツヤツヤどころかザァらザラ(笑)。
ところが段階的に、しまいにゃ♯4000までも落として仕上げております。
アッチでは、本格的なルーフ磨きの準備のためにマスキングテープを貼り・・・
いつもながらの超絶技巧を繰り広げる小林さん。
「サスガだね、スゴいね!」「ヤメてくださいよぉ(笑)」
さぁ、♯4000での磨きが済んで・・・
・・・レンズ表面をシリコンオフで徹底脱脂、準備完了!
理科の実験室に在るよな薬品が取り出され、マシーンに充填されました。
作業開始っ!
「えっ?・・・」
「えぇっ!!」
「えぇぇぇぇっ!・・・」
「・・・(コトバを失ってる:笑)」
「アチョ~!!」
「スゲ、スゲ、スゲー!」レンズが新品の見た目となりました。
反対側の方は・・・
・・・作業風景を動画で撮りましたんで、機会を見てアップする予定。
いやはや、ソレにしてもねぇ・・・
ハナシにゃ聴いてたケド、ここまでスゴいとは思わなかった。まさしくマジック!
アチラの方では、タネも仕掛けも無いケド、イリュージョン的な磨きが続く・・・
「小林さんが磨いてる間に、コッチの方もヤッてくらはいナ」「分かりました!」
ワタシは、両目を各15回以上は磨きましたが、満足出来なかったモノで・・・
さぁ、どんなマジックを見せてもらえるか・・・
手順はさっきと同じ。♯180から♯4000までの8段階ぐらいで徐々に研ぐ。
シリコンオフで脱脂して・・・
・・・「しゅ~(実際には無音)」っとヤッたら、御覧の通り。
「しゅ~(実際には無音)」
「しゅ~(実際には無音)」
「しゅ~(実際には無音→クドい:笑)」
いやはや・・・もうコトバが出んヨ。
今日は、スゴ過ぎるイリュージョンを見せて貰えてツイてるナァ・・・
・・・コレで、ようやく車検に臨めるレベルのヘッドライトレンズが完成!
ガラス屋の「Oじま」さんと助手さんは・・・
「それじゃコバヤシさん、お先に失礼しまぁ~っす!有難うございました」と・・・
・・・残されたコバヤシさんは、アトもうヒト息。
存分に磨き上げ、マスキングテープをハガせば・・・
・・・残すは全体的な水拭きで完成デス。
コイツも、入庫時にゃ「どーしてくれようか」とアタマを抱えてましたが・・・
『ボディライン』さんの技術力結晶で・・・
まったく表面のクリア層が侵された状態から・・・
・・・ココまで復活させて貰えました。
「コレでお客さんに喜んで貰えたら嬉しいナァ」とは、誠実な小林さんの弁。
ザ・イリュージョン!目ん玉を入れる日が楽しみデス。
ワタシゃ、いつまでもアタマをサゲ続けてましたヨ。魔術師さんたちに大感謝!

 ↑こうして、一芸に秀でた多数のプロフェッショナルな方々に助けられ、マイクロ・デポが送り出すマシーンの品質感は日進月歩で保たれていると云うワケです。ソレにしても、『ヘッドライトレンズ表面のスチーマー加工』には、久しぶりに驚き感動いたしましたヨ。旧車のトータルなブラッシュアップを目論んでいらっしゃる方々は、プロデューサ-役(笑)のワタシに御相談くださいね。「小林さん、有難う!」

 それじゃー、また明日。

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“イリュージョニストたちに敬礼!” への5件の返信

  1. 正にイリュージョン。
    曇ったライトを綺麗にする方法はいくつかあって、あのケミカルチックな方法も動画で見てはいましたが、自分でやろうとは思いませんでした。
    できればガラス屋さんのようなプロに依頼したいところですね。

    それにしても3200GTは新車みたいです。

  2. おおっ、一瞬マグロの頭に見えたもので。
    「マグロのカブト焼、美味そう」とコメントしたけたところ、実は3200GTのヘッドライトのレンズだったのですね。
    これは、まさにイリュージョン。
    そして、濁った魚の眼が、つぶらな瞳に生まれ変わりました。
    これもまた、イリュージョン。
    マイクロ・デポさんお抱えのイリュージョニストさんたち、凄いぜ。

  3. 確かに凄い!うちの車たちは幸いボディカバーのおかげで、ヘッドライトの白内障は起こしていないが。。。

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