老後のために・・・

 ・・・なぁ~んて、加齢臭漂うタイトルを付けてしまいましたが、ウチのお客さん方や当ブログ読者の方々の中にも、親御さん他の介護問題に直面されている方がいらっしゃるコトと思います。斯く云うワタシ自身も、夫婦ともに実の両親はこの世から居なくなってしまったものの、いきなり近隣に住む高齢血縁者の介護問題に直面し、アタマをナヤませていたんです。ココまで生涯独身を貫いて来ちゃったBBA(泣笑)が、まだ二人も居るんだよぉ・・・

 皆さんが考える老後の姿って、どんなモンでしょう。現在50代までの方々ですと、まだ身に迫るモノは無いと思いますが、同様に不勉強だったワタシも、ここ半年ちょっとの間に、随分無知だったコトを痛感させられました。

 まず「老人ホーム」ってコトバが在るじゃないですか。このコトバは相当広義な概念であって、かなーりザックリしたモノなんです。「老人ホーム 種類」ってググってみてください。色々なサイトがヒットしますが、その中のひとつには以下のようにありました。

 民間企業が運営する高齢者向け施設は、一般的に「老人ホーム」と呼ばれ、
 介護付き有料老人ホーム
 住宅型有料老人ホーム
 サービス付き高齢者向け住宅
などがあります。サービスの提供方法や内容がそれぞれ異なるので、しっかり確認しておきましょう。

 また、別のサイト(分かり易いデス)を見れば・・・
民間のグループホームの他、
 ケアハウス
 特別養護老人ホーム
 介護老人保健施設
 介護医療院(介護療養型医療施設)
等々の、公的(半官半民もあり)施設も紹介されています。

 ワタシ自身も、実父や祖母そして義母や叔母と、色んな種類の老人介護施設の現場を見てまいりました。ところが、そのそれぞれが、今となってはドレに分類された施設なのか判然としないくらいに「見た目が同じように見える」ところがヤヤこしくて、ヒジョーに混乱いたします。

 身寄りが無くて、持ち家でコレと云った持病の無い「要支援」レベル以上の老人は、自らを律するコトが出来るギリギリまでは在宅での暮らしを通所型サービスを受けながら続け、いよいよ「要介護1」を獲得(泣笑)した段階で、初めて「ケアハウス」への入居を考えるべきです。

 上記の中でも「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住と略されます)」では、サービスと称しているのはすべて有償(30分あたり三千円くらいの実費)なので、病院通いや買い物への同伴など調子こいて使っていると、毎月末にはトンデモ無い金額が自動的に引き落とされます。そもそも周囲の相場から勘案すれば2倍以上となるワンルームマンションの家賃もアホらしい上に、電気代や水道代などのライフライン費用も完全に実費です。コレでは、どんなに暑くてもエアコンを点けずに熱中症になる老人がアトを絶たないワケです。さらに、各種の「お楽しみ会」や「習い事」などレクリエーションすらも有償なんですから、世知辛さもイイ加減にシロと云った感じです。

 仮に持病も無く、淡々と加齢して徐々に介護度が進んでいった場合、「要介護3」になったら、ソコで「特別養護老人ホーム」へ移れたらベストです。

高齢化が進む中、月々5万円(新札:笑)をセーブ出来るのはデカいですヨ!

 ↑実際の介護の現場には「ケアマネージャー(ケアマネさん)」と云う(建前上)中立性を保ってる方も居りますが、納得行くまで相談を続けるためには、対象の老人ダケでなく、身元保証人(必須です)となる方にも相応の知識とスキルが要求されます。この業界、悲しいコトですが、決して性善説ダケでは成り立っていないと申し上げるしかありません。そのようなカオスの中で、介護される側もする側も、ともに高いクオリティ・オブ・ライフを追求して行ければイイのになと思います。なにせ「老老介護」の世の中ですからね。ホンにマラソンだよ、コリャ(泣笑)。皆さんの老後はウマく楽しめますように!

 それじゃー、また明日。

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“老後のために・・・” への7件の返信

  1. 分かりやすい説明、サイトの紹介、ありがとうございました。
    当方の母親も要介護に差し掛かり、現在デイサービスを受けているものの今後は介護施設のお世話になると考えています。
    「特別養護老人ホーム(特養)」が費用面で人気なのも頷けます。

  2. 種類がたくさんあるんですね。お楽しみ会や、習い事も有償と、なんとも言えませんがうーんですね、、

  3. 日本人は、寿命が長くなったというよりか、超高齢化という死ねない病に罹患してしまったのでしょう。
    自分の老後が心配ですが、なるようなるしかない。

  4. りゅたろう先生の、アッチの回復が心配で。
    りゅたろう先生、どうか💕クリニックにお供させてくださいませ。
    りゅたろう「よきにはからえ」
    たこちゃん「💕は余計です。誤解を招きます」
    ・・・後期高齢者が後期高齢者を介護する現実が。
    なんとかせにゃあ、と思いつつも、親戚皆、高齢で。
    高齢な者の内、比較的元気な者が、高齢者の世話をする世の中で。
    どうせいっ、ちゅうんじゃ。まあ、良く分かりませんが。
    人生、緩くやりませう。

  5. 第二次ベビーブーマーがいてこの状態でして、
    第三次ボビーブーマーがいない近未来は…
    …考えるのやめ

  6. 私も既に両親が他界しておりますが、母はラッキー(??)にも病院から特養に入れました。がそれまでのヘルパーさんの対応がまた💢僕も全力で真面目に介護を調べて、最後はそのヘルパーさんに「そこまで言うなら息子さんが自分でやって見ればいいでしょ😡」と言われて最悪でした。

    一生懸命やっているヘルパーさんも多く存じていたので、「日本全国ヘルパーさん評価ランキング一覧」とかHP作って実名出してやろうかとマジ思いました。

    奉仕や献身と言った「ヒポクラテスの誓詞」が「産業」となっている現実、ベットに横になったままの悲しそうな母の顔を見て思わずブチ切れました。

    失礼致しました。

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