養老渓谷への道、アゲイン(その2)

 まぁーねぇ、千葉県内に住むコト30余年のワタシが云うのもナンですが、房総って、なんだか観光スポットとしては散漫なんですよねぇ(泣笑)。ソレこそ引っ越して来た頃にゃ、浦安の外来種(笑)をさておけば、マザー牧場・鴨川シーワールド・行川アイランド(今では外房線の駅名に名を遺すのみ:泣笑)くらいで、東京ドイツ村とか市原ぞうの国とか南房パラダイスなんかも、在ったのか無かったのかと云った雰囲気でしたモンね。ソレらがそれぞれスンゴく離れてるところがまたなんとも。中でも養老渓谷周辺の観光地は、およそ半径30キロ内に点在するスポットを次々と巡る感じとなりますんで、昨日のコメント欄にある通り「イオタT」さんがメゲたのも分かるよな気がいたします。

月崎駅から、アト残り10分と云うところで崖崩れに因る通行止めに遭い・・・
大迂回して、いすみ鉄道の大多喜駅前まで。
然れども、まぁ~たまた・・・
マジで全面通行止。グーグル先生も、こうなっちゃうとカラっきし(大泣笑)。
さらに迂回路を探りつつ走ってたら・・・
「おおっ!コイツはスゴい」
昭和遺構を纏めて観られるスポットで、ちょっと気分がアガる。
走りながら、たこヨメが宿に直電して道案内を聴き・・・
ようやく到着出来てホッとする。
でもね、15:00のチェックインタイムまでは、まだ40分ホド・・・
まずは、周辺の景勝を観て廻るコトに。
先の感染症禍下で、大規模な宿は次々潰えたらしく・・・
生き残ったツワモノだけが養老渓谷を支えます。
ココなんか、かつては一番立派に見えてたんですケドね、今はムカシ。
やっぱコレ、防空壕跡なんダロな・・・
コレと云ってナニゴトかが在るワケではありませんが・・・
ま、エリアが広すぎなのが、難しいところ。コンビニなんか絶無デスから。
まぁ、500選まで枠を広げりゃ、ドコでもランクインするわなぁ(笑)。
100円足湯にカメラを向けたら、「いらっしゃい、いらっしゃい!」
ようやくチェックイン可能時間となりまして・・・
それなりにイイ雰囲気の宿でヨカッタ。
和室をムリヤリ床張りにして、シモンズ置けばスペシャルな特等部屋(笑)に。
この部屋からのみ、この景観を観るコトが出来るんです。
ヒトっ風呂浴びて、オモテで夕涼み。
夕暮れの景勝を楽しみながら・・・
渓谷ならではの雰囲気を堪能。
いちおう、バス停(笑)。
ハードル高けぇ~!
「さぁ、そろそろ時間かナ・・・」
うわっ!スタンダードコースなのに、このゴージャスさ。
「コレが喰いたかったのヨ」な鮎の塩焼が、まずは絶品。
だし汁を沸かし、各種キノコをブッ込みまして・・・
鴨しゃぶ。千葉味(醤油と砂糖ブリブリ:泣)じゃ無く、むしろ関西風でヨカッタ。
食後は貸し切り風呂に。
コリャ、宿泊者が少なくてホッとしました。
貸し切り状態で、独特の黒湯を堪能(喜)。
湯上がりのコーヒー牛乳代わりには、メロンクリームソーダで昭和感を演出。

 ↑想えば、千葉県内の温泉郷で宿泊したのはコレが初めて。このヒナびた雰囲気を楽しめるならばアリですが、いかにもな観光地を期待するとキツイかも知れません。アトね、観光協会の公式サイトに載ってるような画像と比して、ドコも大体3割引から8割引だと覚悟しておく必要がある(笑泣)のが千葉の観光スポット。一方、脳内で色々と妄想を膨らませつつ楽しめる御仁ならば、この上無く楽しめる場所でもあります。また、緩やかなワインディングロードとアップダウンを延々と楽しめるのは房総半島の美点。こりゃワタシのようなドライブ好きには絶好なんでしょうね。何度走っても、新たなる発見がありますヨ。

 それじゃー、また明日。

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“養老渓谷への道、アゲイン(その2)” への11件の返信

  1. 黒湯ってすごいですね。毎回お宿がおしゃれで行きたくなります。予定たてて出かけます!

  2. いやいや、千葉は良いところで。
    ドライブするも良し、昭和の遺構を探索するも良し。
    ワタクシメは僅か2ヶ月の千葉生活を体験しましたが、もうちょっと堪能したかったなあ。
    養老渓谷、都会の喧騒を忘れて、さぞかし癒されるかと。
    人が少ないのが良い。
    鴨しゃぶも美味しそう。
    唯一、いただけないのは、缶メロンクリームソーダで。
    東京に勤務していた数年前、会社の自販機にコレがあり。
    疲れて喉が渇いていたのでコレを購入したところ、一口飲んであまりの劇甘と人工的な味に恐怖をおぼえ、残りを捨ててしまった次第。
    きっと、ワタシクメがトシとったせいで。
    活気溢れる20代の頃は好きな味でした。

  3. お宿、月崎駅からそれほど離れていないのに大迂回となり大変でしたね。
    その分景色、お部屋、食事と満足されたようで何よりです。
    たこちゃんコメントが房総通ならではのアドバイスで参考になります。

  4. 養老渓谷は一年前の洪水で水没した旅館もあったようですね。
    養老川の水位が赤い橋の欄干まで迫ったらしいですし。
    先日、鶴乃屋の隣の旅館が営業を再開したというニュースを見ました。
    私も日帰り圏内ですが、いつか、応援の意味で泊まりに行こうと思っています。

    1. ↑「ご近所のH」さん、確かにお隣の宿は大リニューアルされててチョット裏山(笑)でした。ニュースになってたんですね!

  5. そうなんです。養老渓谷でぐぐって色々調べようとして、過去の当ブログの知識が薄っすら残っていると、この温泉郷付近が観光スポットかと思いきや、いろいろな散策コースが提示されまして、グーグルマップで探すといつの間にか秘境めいたところが勧められたり、観光協会のMAPは昨年の豪雨情報から更新なく東が上だったり…参りました。
    一番平易なのは温泉郷付近だろうと思い、その辺からおりて少し雰囲気だけでも…、とか思っていたのですが、有料駐車場は方々にあって、どこに停めたらいいかよく分かりません。
    上流か下流かに停めて川辺に沿って散策したら、また駐車場に戻らないといけないのかな?とかワケワカメ状態に…
    (えっと、確か足湯のところだったっけとか、うろ覚えで)

    今回のように、メインスポットで宿をとるというのはいいですね。そこ、最高の眺望の部屋です。

  6. 後出しコメント:里見八犬伝はもうすぐ映画上映ありますね。八犬伝は、N○Kの人形劇で観ていたな。仁義礼智忠信孝悌!
    また房総人形がでるかな?
    月崎駅行ってみたいな。
    温泉も、日曜夜は空いてますね、大浴場独り占めは最高です。しかしあまり人気ない地方の温泉宿は、お世辞にも綺麗とは言えず、劣化が激しいと、寂れた悲しさがありますよね。

  7. 後出し追加コメント:↑房総人形じゃないな、房総人気でした。

  8. 素掘りトンネル~養老温泉を行ってみたいです。
    ん?パンダ重連でどうよ!

  9. サンキューちば❤︎フリーパスで房総半島鉄道旅をしてきました。

    ネズミの国以外の観光スポットはパッとしないように感じますが、房総半島は本当に良いところでした。山の景色も海の景色も非日常を味わえ、本当に魅了されました。まさか隣の千葉でそんな景色が広がっていたなんて…。
    行った時期がちょうど里見駅より先が運休してましたので、上総中野駅まで代行バスでした。もちろん養老渓谷も通りました。
    田舎なはずの谷田部でも味わえないような、本当に素晴らしい自然が広がっていました。

    小湊鐵道は2日間で4回ほど乗りましたが、車両や景色や乗り味等、鉄道ファンにはとても魅力的でした。
    来月は小湊やいすみに加えて、銚子電鉄に乗りたいなと考えています。

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