フューエルタンクの内部洗浄・・・

 昨日からのメカトリエ界隈では「おいおい、ホントかよ(笑)」と云う具合に、いきなり気温がダダ下がりして、昨晩などは、掛けてる布団が薄いんで、「コイツは風邪引いちゃうナ」と長袖をもう一枚と、亡き親爺が施設に入ってた時に着用してたパジャマ(ある意味、形見:笑)のズボンも履いて(普段のワタシは、寝る時ゃ薄手のTシャツ&パンイチなんです:笑)、ようやく落ち着いて眠りにつくコトが叶いました。

 本日のネタは、ある意味で先週土曜日のネタの続きって感じですヨ。

つくば仮住まいアパートの対面には、蕎麦の花がいっぱい。
コレが有名な常陸秋そばとなるのだナ・・・喰いてぇ。
朝から近所の100均付きホムセンへ。
酸とアルカリ(笑)。アトはナゼか編棒とか、トイレ清掃用ブラシとか・・・
「日野市のT」さん号用のフューエルタンクですが・・・
製造年月日から29年5ヶ月弱。まぁ、しょーがないか・・・
もう一度ココロを鎮めて、内部のヨゴレ具合を観察・・・
どうも、劣化ガソリンの澱やサビ以外の障壁(泣)があるみたい・・・
内部のヨゴレをコスるためのグッズたち(笑)。
「さぁ、どーする?!」
まずは、劣化したガソリンと化学反応を起こして変質した弾性体に・・・
アルカリ性のマジックリンを試してみる・・・
新品だったトイレブラシが、一発でドロドロ(泣)状態に。
硬化していたゴム状弾性体を「溶かして・コスって・拭き取る」の繰り返し。
続いて、溶剤系でイッてみよー!まずは、比較的ライトなヤツから試してみる。
研磨剤入りの先端が簡単にハガれちゃったトイレの細部用清掃具はダメなんで・・・
薄手の手袋を4重に装着して、マイクロファイバークロスで、今度は強力な溶剤を・・・
さらには、酸性のサンポールで、今度はサビを「溶かして・コスって・拭き取る」の繰り返し・・・
サビは想像してたよりも軽微で、ゴツ目のヤツも根性入れれば落ちる。
サンポールとマイクロファイバークロスは、最強の組み合わせカモ・・・
底の方は、サビよりも沈殿してガッチリと固まった劣化弾性体の方がゴツい。
完全に硬化してる部分には、金属製スクレーパーで波状攻撃(笑)を。
そしてまた「溶かして・コスって・拭き取る」の繰り返し(コレばっか:泣笑)。
そんなこんなで日が暮れたケド、想像以上の効果が確認出来たのは大収穫でした。

 ↑あ~あ、本ネタなれども、想った通りに「地味ぃ~な」ネタになっちゃいましたね。でもね、内燃機関に取ってのフューエルタンクは、まともにエンジンを回すための初めの一歩。そもそも、インタンクフューエルポンプなんっつー邪な(笑泣)モンをダレが考えたのか。如何に耐ガソリンを謳っている弾性体でも、経年で成分が融けだしてソレがまた硬化してしまうんですから「ドーニカしてくれよ!」って感じです。旧いビトゥルボ系マセラティの中では、比較的“最新版(笑)”の部類だと思ってたクアトロポルテⅣでも、ソレが最初期型だと30年経過車ってコトになっちゃうんですよねぇ(感慨無量)。簡単にホイホイとフューエルタンクのデッドストックなど手に入りませんから、これからは、必要に応じてこんな作業までやるハメになるんでしょうねぇ(決してルーティンにゃしたくないナァ:泣笑)。これからも一歩一歩進化するゾ!

 それじゃー、また明日。

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“フューエルタンクの内部洗浄・・・” への10件の返信

  1. ひっとかっき、にっこすっり、サンポール
    が、こんなところでご活躍とは。

  2. フューエルタンク内の洗浄、これは素人では思いつきません。
    サンポールにマジックリンとは。
    根性の「溶かして・コスって・拭き取る」の繰り返し、お疲れ様でした。

  3. あのポンプの穴からひたすら手を突っ込んで、ですよね。
    そんな苦行を…
    エアソーで大きめの穴を空けてガツガツやりたい衝動に駆られますが、そんな乱暴なことはせず、ひたすら匍匐前進を続ける。
    頭が下がります・

  4. 仕上がり素晴らしいですね!写真だとスムーズに見えますが、頭が下がります。本当にすごいです。

  5. 蕎麦畑の風景に郷愁を感じます。
    一方、フューエルタンク内の洗浄作業が凄い事になってます。
    まるで、核燃料デブリの取り出し作業みたいで。
    ガンクリーナー等に含まれる有機塩化物系の溶剤(ジクロロメタンとか)を使うと作業がはかどりそうですが、コレは発がん性物質で健康にも環境にも非常に良く無いので、オススメし難く。
    やはり、ド根性でやり遂げるしか無いものか。
    どなたか、良いアイディアを御持ちでしたら、たこちゃんにアドバイスをば。

  6. 後出しコメント:フューエルタンクの
    内部洗浄作業に、サンポールとマジックリンが効果的とは、お勉強になります、はい!そして、苦行です、この作業。
    30年経つビトルボ系フューエルタンクはいずれもこんな状況になる訳ですな、うちのも心配だ、、。

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