マセラティクーペのフューエルポンプAssyを交換しながら、徹底的に検証してみる。

 今日も朝4時半に目が覚めちゃったんで、暫くは「ボ~」っとしてたんですが、二度寝すると起きられない自信があった(笑)んで、そのままメカトリエに出勤し、7時半になったら練馬のマイクロ・デポ本社へ向けて「いざ出陣!」デス。「土曜日の助っ人」さんも御一緒に・・・

ヤッたね、揃った!左右とも・・・
・・・こういったパッキンとかキャップまでも新しく出来るのって嬉しいナ。
さぁ、フューエルタンクを降ろそう・・・
・・・と思ってたケド、コレが意外に容易で無い(泣笑)。
フューエルフィラー側のビスもハズして・・・
ようやくタンクを引きずり出し・・・「もう、この状態で(作業を)ヤロ」
まずは、ガソリン臭の原因となってる右側のポンプから・・・
なんとなく紅色に染まってるのが、ガソリンの滲んだアトなんです。
コレを取り出しましてね・・・
・・・オモテに出して、観察してみます。
パッと見には、ドコにも問題は無さそうなんだケドなぁ・・・
コチラが新品。
ボッシュ番号と云い・・・
「メイド・イン チェコ共和国」なトコも一緒。でも成形色が違う。コリャ、対策品か?
フューエルゲージが付いた左側の方も抜き出してみましょう。
ボッシュ番号は、一番ラストの数字ダケが0となってます。
光っちゃって見づらいですが、新品も同様の刻印。
左右とも、メーカー純正のSSTを用いてシッカリとキャップを締めれば装着完了!
このタンクを元の位置まで戻すのが、またコンジョーが要りそう・・・
御両人が、タンク装着と格闘している間・・・
・・・ワタシゃ、原因探求を。
除菌シートを溝に突っ込んで、ガソリンを拭き取りましたら・・・
ローガン鏡を掛け、目を凝らして「う~ん・・・」
「・・・おっ?!」
この微細なクラック!たったコレだけのコトで、大山鳴動となるのヨ(大泣笑)。
ついでながら、予防的交換をした左側の方も観察してみましょ。
上の画像が満タン状態、そして中庸・・・
・・・で、コレがスッカラ状態のフロート位置です。
ソレをウラ側から見ると、コレが満タン状態で・・・
コレが中庸。フロートの動きに連れて、接点が基盤をコスりつつ・・・
・・・スッカラ状態となりました。左側にも2本の接点パーツが見えてますね。
ビトゥルボ系用のフロートみたいに中空にはなってない様子で、コイツは大進歩。
そーこーしてる間に、トリムやカーペットも取り付けられ・・・
「文京区のT」さんから先週土曜日にお預かりしたボディカバーを入れました。
念のために、もう一度テスターに掛けて再チェック。
クーペがヒト段落したんで、「青20号(ナンのこっちゃ:仮)」の方も・・・
テスターに掛けてみました。ドキドキのクラッチ残量は・・・
19.21%と出た。コレは、クラッチ残量80%強って意味なのヨ(大喜)!
てなワケで、急に強気となった(笑)ワタシたちは・・・
一気にメカトリエへの帰途につきました。

 ↑きょぉ~は、往復の高速道路も空いてて、自分が思ってた以上に諸々の作業が出来たんで、ホントに有難かったデス。しか~も、昨日には「青20号(ナンのこっちゃ:仮)」の予備検査も突破出来てたんで、急遽、「この際、試運転も兼ねて、乗って帰っちゃおーか!」ってハナシとなり、「土曜日の助っ人」さんが無事にメカトリエまでの高速走行を果たしてくださいました(感謝!)。クーペのフューエルポンプが左右ともに入手出来たのも僥倖でしたね。あ~ツイてるわぁ・・・

 それじゃー、また明日。

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“マセラティクーペのフューエルポンプAssyを交換しながら、徹底的に検証してみる。” への7件の返信

  1. 本日はうまく噛み合いましたね。
    作業が捗り高速道路も空いている、吉日です。
    雨振りももったのも幸いでした。

    1. ↑「Wさま」さん、いつも感謝しております。
      ホンソレ!天気も味方してくれたのが大きかったデスね。つくばも今は雨が降ってますモン。

  2. 部品調達で勝負あったというところでしょうか。
    しかし、燃料タンクを降ろすのはめっちゃ大変そうです。
    燃ポンは心臓みたいなもんですから、新品交換は心強い。

    青20貴族号の方も当たりを引いたようでなによりです。
    これから怒涛の商品化作業
    楽しみです。

  3. クアトロポルテにしては珍しい色
    これは欲しい人多そうだなぁ

    燃料ポンプ、僕のも交換しましたが対策品じゃなさそう…タイミングかぁ😂

  4. 文京区のT様のクーペもラッキー(池田)な新品フュエールポンプアッセイの交換が完了して、納車も間近!
    そして、「青20号(ナンのこっちゃ:仮)」も着々納車準備と、最近ビトルボより後のモデルが入庫することが多くなっていますね。

  5. クーペのフューエルタンクを降ろすって、難儀な作業ですなあ。
    ローガン鏡でこの微細なクラックを発見する、たこちゃん凄い。
    青の正装20号(ナンのこっちゃ:仮)のクラッチ残量がたっぷりで、何よりでした。

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