師走も大詰め!イヴイヴのア・ラ・カルト。

 気が付きゃ師走も23日。もうマジで、令和5年も正味一週間しか無くなっちゃてるのかと思うと気持ちはアセるばかりですが、ココに来て一気に本格的な寒さの方も襲来中で、いよいよ早朝の屋外作業が困難になってまいりました。ついこの間までの薄着はナンだったんダロなぁ。

昨日の夜も、メカトリエ界隈の気温はダダ下がり(泣笑)。そんな時にゃ・・・
ラーメン!!カラダの内部からホッカホカにいたしましょうね。
おひとり様なんで、カウンターに導かれ、至福の一杯を・・・
ああ、サスガ豚男爵を名乗るダケあって、チャーシューのホロホロ感は至高。
22:08に到着すると云うんで、駅まで出迎えに・・・
ちょっとハヤ目に着き過ぎちゃったケド・・・
クリスマスのライトアップがキレイで、夜はこんなコトになってるって知らなんだ。
たまには、夜の徘徊も楽しいモンでした。あ、寝なきゃ(泣笑)。
一夜明け、本日も冬晴れそのものとなりましたが・・・
うわ~、永久凍土部分には、やっぱ霜柱が立ってるし・・・
トーゼンの様に井戸水も凍って出ないし・・・
ファンヒーターを点ければ、気温測定不能のLOから始まってるし・・・
プリンターも固まってるし・・・
それでも、朗報がひとつ。ついに今年の枯葉が全部オチてくれたんだよぉ~(喜)。
ワタシゃ、またコレの続きをば・・・
ヒミツの剥離剤(笑)で劣化したウレタンフォームをヒタヒタに・・・
・・・でも、コレが簡単には根こそぎトレてはくれません。
時に天日に晒し、生乾きのところを狙って、樹脂ベラでの「カキカキ」です。
「はぁ、ようやくここまで(疲)・・・」
どうも、樹脂の表面までも削り取ってる感じになってますが、むしろ好都合カモ。
この白っぽく見えてるところに、接着剤層が残っていると云うワケです。
ソレを削り取ってまいりますと、黄味掛かった白がフツーの白になってきます。
ソコで、先週の木曜日以来のリモーネちゃん登場。チョークは使わずにエンジン掛けた。
目的地は、やっぱココ。単に駐車場へ停めやすいって理由ダケなんですケドね。
「今日のBランチはナニかな・・・」
「おお、なんだか、地味にゴージャスなメニュー(喜)!」
このBランチはヨカッタ!半分喰ったら、たこヨメに。
コチラは定番、毎日同じ構成のAランチ。コレもまたウレシイものデス。
一杯のコーヒーがまた、午後の活力素になるモンですね。
一方の練馬デポ本社。フェラーリモンディアルtのエンジン周り外観仕上げの続き。
画像に向かって左側が仕上げ作業後、右が作業前の“あしゅら男爵”状態(笑)。
例えば、エキゾーストマニフォールドの遮熱板は・・・
磨き倒してテカリを出したり・・・
経年でスッカリ煤けたようになってますが・・・
洗って、磨いて、色塗って、だいぶん見栄えするようになってまいりました。
そのような作業も、フェラーリ縦置きエンジン用の特製ドーリーあらばこそ。
またまた、コチラはメカトリエ。新しいウレタンフォームの切り出し作業。
相手側の樹脂部材も調えておかなきゃ。ヒジ当て部分となる軟質ウレタンが・・・
チギれていたんで、オリジナルの方から丸ごと移植します。
こんな時、同じ部材が複数在るのは、ホント頼りになります。
上がこれから使用するドナー品。下のオリジナルには大きなクラックが入ってました。
とにかく、すべてをイイトコ取りして作り上げねばなりません。
さっき切り出していた裏当の付いたウレタンフォームを樹脂部材に載せてみます。
だいたい、雰囲気を掴みましたら・・・
接着剤を、樹脂部材表面とウレタンフォームの両接着面に噴霧します。
ちょっと分かり難いですが、両接着面に接着剤が噴霧されたの図。
オリジナルのウレタン貼り付け状態を参考にしながら、各端を切り取りました。
こういった場合には、カッターナイフの新品刃ダケを摘まんで作業します。
そういたしますと、「ス~」っとサワヤカに曲線切りも出来るんです。
さぁ、如何でしょう。コレでようやく表皮貼り込みの準備が出来ました。
あ、そうそう。細かい部分も切り取っておかなくちゃ・・・
コレもウレタンフォーム表面と合成皮革表皮の両接着面に接着剤を入れております。
念には念を入れるのは、この最も難しい逆反り面の接着を完全に行うためなんです。
さぁ、今度はドアトリム本体部材の方を準備いたしましょう。
ところどころハガれている表皮の端を接着して直しておきます。
・・・で、だいたいの定位置に、トリム中央部の部材を載せてみます。
「ちゃ~ん!」一昨日に手に入れて来た秘密兵器は、まさにコノ時のために。
こんな、ハンダゴテが屁ぇこいたようなモンが2諭吉もするなんて(大泣)・・・
接合部位に応じて使い分ける三種類のピン。まぁ、特許料みたいなモンかナ・・・
主電源を入れて、丸い長押しマークのついたスイッチを押し続けますと・・・
御覧ください!5秒ホドで、ピンがチンチンのロッソッソになります。
赤らめたピンを、そのまま接合部位に押し付けますとメリメリと煙をアゲて・・・
コチラでは、直角面用のピンを用いてみました。やっぱ、この工法採用で正解!
上部の両端二か所を溶着したダケで、キチンとぶら下がっている様子を確認し・・・
アチコチにシミやらヨゴレやらが散見される、ドナーのトリム本体を清掃します。
あらかたキレイになったところで、把手もウラオモテを清掃してから仮付け。
トリム中央部に貼った表皮にも隅々までクリーニングを施しました。
「うわぁ、日が暮れてきちゃったよぉ~(サスガは冬至の翌日だわ:泣笑)」
裏側に貼ってあったフエルトシートをハガして、プレハブ小屋に持ち込み・・・
全周の9割ホドを溶着完了いたしました。
コレで、相当見てくれも風合いも復元出来たと思ってるんですが、どぉ?
「はぁ・・・今日のオカズはナニかナ?」「きりたんぽ鍋ヨっ!」
「おっ、コイツはイイねぇ・・・」
「コリャ、ポン酒がイイな」「コレ、開けちゃおっか・・・」
明日への活力は、毎夜の一献デスね。イヴイヴの今夜も沁みるなぁ・・・

 ↑このように、デポ本社でもメカトリエでも、ド根性の匍匐前進(泣笑)を続けております。明日は、クリスマスイヴかぁ・・・踏ん張ろ。

 それじゃー、また明日。

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“師走も大詰め!イヴイヴのア・ラ・カルト。” への7件の返信

  1. ドアトリムにモンディアルtエンジンにきりたんぽ鍋。
    どれも素晴らしい出来です。
    そしてどれも美味しい(笑)。

  2. トリムのピンを使用した作業、初めて見ました!作業ももちろんですが、仕上げるという決意に感謝です。

  3. メカトリエ西辺の銀色のコンテナの右隣がギブリさんなんですよね。
    カバーかかっていても、ギブリさんだなあ、と思って拝見しております。

  4. 啄木鳥の店先にリモーネちゃんがいるのがもはやフツーになってきたんではないかな?
    にしても「豚男爵」とは、Sm氏の『裸男爵』と肩を並べる命名だな。。。え、そんな名前じゃないって?!

  5. 寒い日の豚男爵、美味しそうなラーメンで身体が暖まりそう。
    啄木鳥男爵さんのBランチも、美味しそう。
    仕上げ作業中のモンディアルのエンジンは、あしゅら男爵状態なのですね・・・この後に綺麗に磨かれて、ああ気持ち良ス。
    プラスチックリペアキット、ハンダゴテに毛の生えたような単純な構造ながらもスグレモノですね。
    その価格は、アイディア料的なものでしょうから。
    ・・・急激に寒波がやってきました。
    体調を崩さぬよう、どうか御無理はなさらずに。

  6. 啄木鳥とは「キツツキ」だったのですね。「ホトトギス」と読んでました(苦笑)

    豚男爵、食べたいですね。

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