マセラティクアトロポルテⅣ前期型のエンジン降ろしをするハメ(泣笑)に(その2)

 もう日曜日の朝は、一旦はいつもの4時半に目が覚めた(アレを催して:笑泣)ものの、二度寝入りしたら、次に目覚めたのは9時半でしたんでビックリ。サスガに一日中の屋外現場作業のアトに、2時間半のドライブで拙宅に戻るのはちょっと無謀だったかしらん・・・

結局、エンジンとミッションを一緒に摘出するコトになってしまいましたのは・・・
画像中央、たった一本のキャップボルトが固着してユルまなかったから(大泣)。
そのおかげで(笑)、とっても珍しいアングルからの観察も可能となりまして・・・
トランスミッションギアボックスの左サイドには・・・
独ZF社の4HP22型であるコトを示すシリアルプレートもクリアに確認出来ます。
その前方、エンジン左バンクの、いわゆる腰下部分。
今度は、ギアボックスの右サイド。
エンジンのVバンク内を後ろ側から見たところ。
エンジンルーム右側のレイアウト。電気周り配線は、実はすべてコチラから。
左側には、ABSを含むブレーキ関係配管やオートマクーラーホースが見えます。
着々させた前輪は、それぞれがアサッテの方向を向いちゃってますが・・・
ソレは、パワーステアリングラックをタイロッドごとハズしちゃってるから。
エキゾースト&キャタライザーセットも、マルっと降ろされました。
搭載状態のままでは、テコでもハズれてくれなかったボルトを叩きユルめて・・・
ベルハウジングをズラしますと、中に在るデカいリングギアがフライホイール。
このギアにスターターのピニオンギアが噛み合って回ればエンジン始動と云うワケ。
ワタシの方は、一日中炎天下でコッチの相手を・・・
日没直前に加勢を得て、2本のジャッキをネコ車で運び、ウマに上げ・・・
ステアリングラックをハズすところまで。出来ればエンジンのみで降ろしたいナァ。
愚直にシゴトを遂行してれば、きっと御天道様が見ていてくださるって(願)。

 ↑まー、旧いイタリア車には、こうした無償の愛(泣笑)ってモンが必要なんでしょーねぇ。想えば、新車の頃を知ってるクアトロポルテⅣも、車齢がそろそろ30年ですモンね。これからはガンディーニ・クラシックとしていよいよ注目されるんでしょうから、いよいよワタシたちもしっかりしないとね。ココは踏ん張りどころだナ。

 それじゃー、また明日。

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“マセラティクアトロポルテⅣ前期型のエンジン降ろしをするハメ(泣笑)に(その2)” への7件の返信

  1. クアトロポルテⅣも車齢がそろそろ30年。
    でも、全く色あせません。
    比較的、コンパクトな車体も魅力です。

  2. 無償の愛…愛される側はいいですよね。
    エンジンとミッションの締結ボルトが固着って…
    プロの方はそうなありえない現象に対処しなければならない
    (ありうる現象なんでしょうが、素人ならそこでジエンド)
    リフトで下からガバっと降ろせないあたりが、大衆車との差なんでしょうね。
    やはりデカいV8がフレームに当たってしまうのでしょうか。

  3. 無償の愛という言葉は聞きますが、逆に有償の愛って、それは愛では最早ないので。
    やっぱり愛ですよねえ、愛。

    人も車も人生も仕事も、愛あればこそ。
    愛無くして車作ったり買ったりしちゃいかん!(個人的見解です)と思うわけです。
    だから、
    待ち続けることもできるわけです。

  4. 「たった一本のキャップボルトが固着してユルまなかったから」エンジンとミッションを摘出するという大手術!全て上手く行く事を!!

  5. 心肺を摘出されたクアトロポルテⅣが凄い事になっております。
    クアトロポルテⅣの車齢も、いつの間にやら、そんなんだったとは。
    たこちゃんは、頑張っておられます。
    ウチの近所に、アッズーロアルゼンティーナっぽい外装色のクアトロポルテⅣが屋外放置されており。不憫なのであります。

  6. 御天道様きっと見てくれていると思います。
    日々、ありがとうございます。

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