樹脂成型品の直し方講座?!

 「♪ユキがァートケて、カワにィなってナガれてユキますっ、ツクシぃの子がハズかぁーしげにカオをだぁしますっ。もーすぐハァるですねェ・・・(ダレかトメて:泣笑)」と云うワケで、本日のメカトリエ界隈に吹き荒れていた爆風(泣笑)は、アリャ、春一番だったんですってね。「東京も風がヒドかった!」と練馬の三男工場長も云ってました。

たこちゃんが、今朝まで夢の中で考えてた本日のミッション・・・

 1:割れている部分の再接合と補強
 2:欠けている部分を再構築
 3:剝がれている表皮を再接着
 4:水切りモールとドアトリムをドアパネルに仮取付&評価
 5:水切りモールとドアトリムの本接合
 6:ドアトリム裏側への追加溶着&溶着箇所の後処理
 7:完成したドアトリムのドアパネルへの取り付け

・・・さぁて、ドコまで出来るんでしょねぇ。ラストまで行きたいナ。

今朝は一番から、大規模ホムセンへと買い出しに・・・
アタマの中でアレやコレやの工法を、本命・対抗・大穴(笑)まで想定して・・・
朝メシも手に入れて・・・
穏やかな気温に喜びつつパン喰ってたら入れ歯が折れちゃった(大泣)。
そのおかげ(?)で、もうちょっと買わねばならぬモンを思い出したわ。
「こんだけ買い揃えれば大丈夫かナ・・・」そしたら屋外が暴風に(大泣)。
さぁ、まずは割れてる部位をくっ付けてまいりましょう。
ソレに必要なのが、プラリペア。歯医者さんのと同じニオヒなんで思い出した。
コレがまた、少々表面に残ってる前の接着剤がワルさして、結合に時間が掛かる。
「う~ん、まだ今一つの結合度合いだなぁ・・・」
こういった細かい部分にも流し込み・・・
クリップで暫く押さえておきましょうね。
ここんところは、こんなに接合部が短いんだケド・・・
穴の開いてた部分を決めるガイドになるんで、結合させておきましょう。
リブに沿って広範囲に割れてるところは、なかなかに難儀。
オモテから見た時に、ちょっと段差が見えてしまうのは、樹脂部がズレてる証拠。
ウラ返して、暫く手指で形状を保持させながら硬化を待ちます。
だいたい雰囲気は出せたけれど・・・やっぱ表皮に引っ張られて逆反りしてるなぁ。
ガムテープ固めにして、暫く放っておこ・・・
その間、一旦アパートに戻って、入れ歯の修理(泣笑)と昼メシ。
30分フヤかしたら、歯無しでもなんとか嚥下出来た(ダメだコリャ:泣)。
メカトリエに帰ってプレハブ小屋に籠る。結局は表皮をハガすハメになり・・・
ハガれた表皮をしっかりと樹脂部材に貼るための秘密兵器がコレ。
この短い硬化時間がミソ。でも2~3分じゃ厳しかろうなぁ・・・
表皮奥まで接着剤を塗り込み、手指で押さえて馴染ませて、フチにはガムテープ。
段々と伸びるガムテープ部分。20分ホド経ちましたら・・・
おそるおそるガムテープをハガしてまいりましょう。
「はぁ、ヨカッタぁ~」キチンと着いてる。前の接着剤が残ってたのが心配でした。
コレで、ドアトリム天面の逆反りが解消されました。
この楕円形ドアノブベースの右上あたりもズレてますね・・・
ああ、やっぱり。過去にも黄色いボンドを入れた形跡がある。
まだまだカタチがクルってるところが山積。
ガムテープ固めも効かないなぁ。前の残存接着剤が結合を弱めてる。
それでも、長さ15センチくらいの一番デカい破片をくっ付けて・・・
金属粉入りの超強力なエポキシパテを練って、粘土細工の要領で欠損部を形成。
破片の反対側にも、御覧のように壁を設けました。
アトで穴を開ける部分はなんとなく凹ませてあります。
コレで、張り付けた大きな破片の左右に薄く肉を盛るコトが出来ました。
全体を俯瞰すればこんな感じです。明日もこの続きをヤルのか・・・嗚呼!

 ↑う~(泣)。だいたい朝から入れ歯(変身サイボーグ2号:笑)が真っ二つに折れちゃうし、午後からは暴風が吹き荒れるしで、夢の中で想い描いていた作業風景と段取りは悉く崩れ去り、本日のミッションは、結局のところ1~3の間を行ったり来たりと云った有様。昨日話題とした“ヘンな接着剤”の成分が幾らか樹脂表面に残っているせいか、結構充分な暖かさであるにも関わらず、とにかく樹脂の接合作業が捗らないんですヨまったくもう何分も指先やら掌やらを使って生乾きの状態で形状の調整を試みるんですが、一向にキマってくれません。項垂れてアパートに帰れば、今度は昼間に接着しておいた入れ歯の調整作業。リューターで削っては、肉盛りを繰り返しますが、コレまた変形の度合いがヒド過ぎて・・・今夜は、緑のたぬき一時間放置仕様がディナーか?!

 それじゃー、また明日。

-------
愛車を御手放しになりたい方は、コチラ:車輛売却時にも、当店に持ってくるのが結局ラクでお得ヨ。マセラティじゃなくてもね。をどうぞ。

-------
マセラティでイッてみよう!Part2・Part3・V3(ヴイすりゃ~)・ア~マ~ゾ~ン(笑)!!・ストロンガーぁぁぁ!!を通したすべての過去記事への一気到達用ページへはコチラ:マセラティでイッてみよう! 過去記事月別アーカイブ(ストロンガーぁぁぁ!!版)からどうぞ(移動時間や昼休み、会議の合間のヒマつぶしにも最適ヨ!)

“樹脂成型品の直し方講座?!” への5件の返信

  1. 困難極めてますね。
    でも、逆反り段差解消は大きな一歩。
    前向きに捉えましょう。

  2. プラリペア、私も使った事がありますが、上手くつけられませんでした、、パテ成形、さすがのこだわりに感動します!

  3. この手法で、たこちゃんが自分の「サイボーグ3号改」を作成装着された方が(苦笑)

  4. 樹脂成型品の直し方講座?!、は凄いのですが。
    自らの歯は、大切にせねば。
    入れ歯も、食べ物の温度を素早く伝達する金属床とかがありますので。
    時間をかけて通ってでも、良い入れ歯を造ってくれる歯科を探してみては。
    かくなるワタクシメ、昨年夏に歯のブリッジが取れてから近所の歯科に月イチで通っており。
    再来週に、ようやく新ブリッジを入れていただく次第(喜)。
    入れ歯が折れた、たこちゃんには。
    川崎境町の浜寿司さんで、名物の茶わん蒸しを、丼でオーダーしておく次第。

  5. なかなか厳しい、独逸車でもこの有様。2022年の新語大賞を取った「タイパ」は、もう一年以上前。
    タイパは大事だよって感じます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です