たじみ陶器まつり参加の記(その3 番外・完結篇)

 多治見から千葉拙宅への帰り道。御世話になった御二方には、「これから恵那に行ってカステラ手に入れて帰ります」と申し上げていたんですが、いざ走り出してみますと結構な雨降りとなってきて、「恵那だと行きに通った中央道を引き返すようになるなぁ。帰り道は目的地が千葉だから、やっぱ東名方面にイッとこ・・・」と云うハナシになり、経由目的地を変更いたしました。久しぶりに立ち寄ったのは・・・此処ヨ!

次第にドシャ降りとなった、雨の名古屋高速をトバして向かった先は・・・
コチラの北名古屋市役所東庁舎(旧師勝町役場)ではなくて・・・
その庁舎の隣に建ってる、昭和日常博物館との異名を持った・・・
北名古屋市歴史民俗資料館(兼北名古屋市図書館)。
玄関の標板にもありますように、ホントは図書館が主で資料館は従だったんですが・・・
今や、二階の図書館スペースにまで、資料館の展示は及び・・・
久しぶりにヤッてきたワタシたちも、勝手が分からず右往左往。
二階の展示物ダケでも通常なら許されるところですが、三階はコレがフツー(笑)。
例えば、昭和三十年代の靴屋さんを再現した建物内には・・・
当時モノの新品デッドストックと思しき靴が、“商品役(笑)”で並べられてたりします。
同様に、コチラは電気屋さんの中。エスパーやナショナル坊やはともかく・・・
ムカシは、こういった器具で新品を試験点灯させてみてから販売してたんです。
個別の製品展示も、例えばお題がカレーなら・・・
この二枚の画像はホンのヒト握り。それでも当時の各社製品がズラリと並びます。
・・・で、カレーの姉妹品として、チャンと「ハヤシもあるでよ!」と(笑)
プルトップがハズれるダケでも今の若いヒトは驚くのに、二箇所に穴を開ける缶。
インスタント以前は、“即席”って云ってました。“渡辺のジュースの素”ほか。
コナミルクを代表して明治(ウチではコレでしたんで)。他社の品も無数に展示。
コチラは御菓子屋兼タバコ屋さんと云う雰囲気のディスプレイ。
「どーして、こんなモノが・・・」と驚くような箱と品々を店頭仕様で展示。
ムカシはロッテと二大双璧であったケド、今は消滅したハリスガムも懐かしい。
鉄人28号のアニメって、60年前。当時の段ボール箱ダケでもスゴいのに・・・
別の個別展示には、その中身であったと思しきモノが、そのまた中身(笑)とともに。
中京に本拠を持つカゴメやオリエンタルの琺瑯看板は、サスガに高コンディション。
昭和30年代の少年少女になった気分で、場内をそぞろ歩けば・・・
ステレオやテレビジョンセットを完備した、当時の上級国民(笑)宅と・・・
市井の一般庶民(泣)生活も、調度品で比較出来るように展示してあります。
さて、三階のメイン展示を駆け足で回ったアト、さらにB1に行けと云う・・・
驚きました。以前は無かったクルマにも手を出しやがった(笑)ようで・・・
マツダのケサブロー(K360)なんか、色違いで二台もあったりするし・・・
二輪の方も、往年の貴重な機種が、アチコチに。
ムカシはスバルの富士重工業(当時)が、ポピュラーなスクーターも作ってました。
ホンダ車も、数は少ないながら要所を抑えたコレクションとなっております。
当時のイグニッションキーたちも展示。この素っ気無さが却って夢を運びます。
多治見からの帰り道、久しぶりに訪れてみてヨカッタです。まさに「温故知新」ヨ。
東名高速を走って帰る途中で立ち寄ったPAにて。ナンだかお分かりになりますか。

 ↑数年ぶりに訪れた北名古屋市歴史民俗資料館は、従来も既にスゴかった(色んな意味で:笑)んですが、さらに格段のグレードアップを遂げまして、展示も一層洗練されたモノになっておりました。そんな展示の充実や、雨降りの日曜午後だったせいもあるのか、今までの訪問中で最も館内が混みあっておりましたので、イジョーなまでに活気ある雰囲気。公立の(しかも入場無料!)昭和民俗史を扱った施設としては、国内屈指(いや、きっとブッチギリの一番)と云える展示内容を拝見いたしましたら、学芸員さん方の踏ん張りも、ようやく広く認知されたのだろうと感慨深い想いに浸りました。多治見からは、わずか30分。これからの中京地区探訪時には、ドチラも立ち寄るコトになりそうですヨ。

 ホントは、ほぼすべての展示品を画像に収めたんですが、キリが無いモンで(泣笑)、御興味のある方は、ぜひ一度現地(もちろん主役の多治見にもね:笑)に足をお運びください。新しい発見もありましょう。

 それじゃー、また明日。

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“たじみ陶器まつり参加の記(その3 番外・完結篇)” への6件の返信

  1. 北名古屋市歴史民俗資料館、ブッササリ(笑)。
    これで入場無料とは。
    行くしかない!。

    1. いつもコメントを有難うございます。「Wさま」さんの御自宅からなら、日帰りでも結構イケますヨ。ぜひ行ってみてくださいね!

  2. 多治見からは少しありますが、東名方面に戻るのなら寄ってみるか!となりそうな位置ですね。
    どこで手に入れたのかデッドストック品に溢れて驚きです。
    私の時代より少し古いですが、雰囲気はよくわかります。
    一度訪問してみたいものです。

  3. 昭和日常博物館、凄いぜ。
    今回の忙しない旅も、見何処が盛沢山ですね。
    am5:20千葉を出発し21:30帰宅・・・後出しコメントになってしまいました。

  4. 後出しコメント:昭和日常博物館とは流石です、なんか名古屋辺りの航空博物館とかかなと思っていました。しかし昭和日常博物館はディープですね、とことんやってやろうという意気込みが凄い、そして入場無料!

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