ダイハツ ミラ、素うどんの魅力。

 先のGW連休直前に、「Sm仮面(笑)」さんの千葉新居から納車と入れ替えで乗って帰って来ておりました“タコラティ・アルマジロ(ネーミングがイミフ:泣笑)”ことダイハツ ミラ(5速マニュアルミッション)を、本日は御案内申し上げます。引き継ごうと云う御仁は?・・・

ダイハツ ミラ。元々ダイハツの軽乗用車ってね・・・
そもそも、フェローっつーのがあって、ソレがフェローMAXになって・・・
そのうち、MAXクオーレって名乗るようになり・・・
しまいにゃMAXがトレて、ただのクオーレになりまして・・・
その時代はスズキアルトに端を発する軽のボンネットバンブームがあって・・・
クオーレの装備を大幅に簡略化して、4ナンバー登録のミラが対抗馬として生まれました。
いつしか、ミラも立派な5ナンバー登録車となりまして・・・
今では、ダイハツ軽乗用車の基本型として、ミラの名を留めております。
この型式、L275Sのミラは、かなり長い年月の間作り続けられました。
日本の道路の隅々まで席巻したベストセラーカーの一台なんであります。
そのような成り立ちで生まれたミラの系譜ですが・・・
今ではミライースってのがありますんで・・・
どーせ、そのうちに気が付いたら、ただのイースになっちゃう可能性があり・・・
純然たるミラ銘は、このあたりまでとなっちゃうカモ知れませんね。
ベーシックカーであるにも関わらず・・・
使い勝手の良さを真摯に追究してきた日本の軽自動車らしく・・・
隅々までが、アイディアの塊と云った空間です。
トヨタ系の初期パッソなどベーシックモデルでは・・・
シートの生地やウレタン詰め物が、トコトン安っぽいんですが・・・
ソレはシートのサイドのシワなどに顕著なダメージとして現出するものの・・・
この個体では、信じがたいホドに耐久性が向上しているようで、ピンシャンしています。
荷物を積むために倒していたシートを起こしますと・・・
キチンとシートベルトを保持するための、樹脂製キャッチが付いてる芸の細やかさ。
二色の成型品を組み合わせ、巧みに安っぽい雰囲気を回避しております。
経年で表面がベタついたり・・・
フチの方からハガれてきたり・・・
・・・なぁ~んて、ドコぞの欧州(笑)のクルマじゃアタリマエの劣化は絶無でしょう。
運転席の右側にあるのは・・・
押すとワンタッチで出てくるドリンクホルダー。
助手席の方にも・・・
やっぱ、チャンとあるからスゴい。
リアシートの住人用も・・・
ドアポケットに要領良く装備されております。
さらには、センターコンソールにも二人前。乗車定員4名なのに(笑)。
パワーウインドーも4枚のドアすべてに付いてるし・・・
リモコンミラーも・・・
なんと電動格納付き。サービス良すぎでしょ、コレ(笑)。
サスガにルーフアンテナは・・・
・・・手動だったりして(笑)。でも、こんなのオートじゃ無い方がイイのよ。
ヘッドライトの光軸可変も装備。
1DINオーディオは、カセットテープ(笑)とMDプレーヤーかな・・・
使いやすく壊れにくいマニュアルエアコンは、バリバリ効きます。
さらに、センターコンソールには・・・
こぉ~んな小物入れまでが。コリャ面白過ぎる(笑)。
本日現在のオドメーターは、28680キロ。
そして、素うどんの素うどんたる最大の特徴(笑)、5速マニュアルミッション!
こういうのを、必要にして充分な性能と云う・・・
軽自動車は租税公課が超安いのも大きなポイント。
よほどのコトが無い限り、継続車検は大概ヒト桁万円で収まります。
雨降りの時には、チョットあると嬉しいサイドバイザー。
せ、セキュリティーアラームだってぇ?!盗むヤツ居るのか?!
このステッカー、大概は色がヌケてるんですが、保管状態の良さが偲ばれます。
驚異の開口角度を御覧ください。
こんだけドアが開いてくれますと・・・
お年寄りやコドモの乗せ降ろしにも、ムリが無さそうデス。
あのガンディーニ先生が「日本の軽自動車サイコー!」って仰るワケだよ。
ダイハツ、先般は大きくヤラカシて(泣笑)しまいましたが・・・
元ダイハツユーザーでもあるワタシは、その高品質に太鼓判を押してますヨ。
あ、車検は来年の10月までと、かな~り長いですヨ!

 ↑と、ここまで素うどん、素うどん、って控えめに申してまいりましたが、よくよく考えますと、80年代初頭くらいまでのクルマに照らせば、これでも十二分にフル装備(さらには当時の国産車には無かったダブルエアバッグまでも)なんですよねぇ。この際、白いボディをキャンバスに見立てて痛車(笑)にするも良し、タイヤを交換するついでにアルミホイールを履かせたりと、ヤング・アット・ハートでお楽しみ頂けるとミラ君もニコニコと応えてくれるコトでしょう。クルマ道楽は一周廻って来ると、軽のマニュアルミッションになっちゃうらしいデスよ。

 次週火曜日までの限定販売。「ハヤくしないとー無くなるよぉ~!」

 それじゃー、また明日。

-------
愛車を御手放しになりたい方は、コチラ:車輛売却時にも、当店に持ってくるのが結局ラクでお得ヨ。マセラティじゃなくてもね。をどうぞ。

-------
マセラティでイッてみよう!Part2・Part3・V3(ヴイすりゃ~)・ア~マ~ゾ~ン(笑)!!・ストロンガーぁぁぁ!!を通したすべての過去記事への一気到達用ページへはコチラ:マセラティでイッてみよう! 過去記事月別アーカイブ(ストロンガーぁぁぁ!!版)からどうぞ(移動時間や昼休み、会議の合間のヒマつぶしにも最適ヨ!)

“ダイハツ ミラ、素うどんの魅力。” への9件の返信

  1. ミラのマニュアル5速、いいですね。
    大穴中の大穴車。
    おなかいっぱいでなければ欲しいクルマです。

  2. タコラティアルマジロ…(ネーミングセンスが…
    にしても、車両自体は極上ですね。
    まさに素うどんのごとき潔さ。
    5MTというのがまたソソル
    営業用に1台といいたいところですが、最近の若い奴はAT限定とか…トホホ(「なんでMTなんか要るんですか」と逆に笑われたり

  3. 軽自動車、品質がすごいですよね。クルマ道楽の最終というのも、わかる気がします。

  4. あっ、外装がピカピカになってる!
    丁寧に洗車して磨いたんですね。
    ミラは内外装、洗練されたデザインで、使い勝手も良く、5MTの操作も楽しく。
    とっても良いクルマです。

  5. 本日メカトリエ通りからチラッと拝見しました。
    身軽に操れる足車にはこんな感じの車がいいですね、余計なものは要りません。
    そして出所が明らかだと安心ですね。

  6. 素うどんカーの魅力を知り尽くすボクちゃんも、このタコラティ・アルマジロは太鼓判を押しちゃうわよ❤️

    【解説】
    この世代のアルマジロは、商用タイプから乗用タイプまで幅広いグレード展開がなされたのさ!
    モデル末期は商用タイプのみに絞ったものの、約10年程度生産されたロングモデルだったぜ👍

    この時代のタコラティは、アルマジロに限らず内外装のデザイン品質が高いぜ!
    むしろ現代のタコラティ改めてダイハツ車は、この世代のものよりデザイン品質が低下しているとさえ感じるなぁ。

    一度代車で乗った印象は、街中での取り回しの良さで、足車として街中を走り回るのにふさわしいサイズ感だったぜ!
    ただ、流石に高速道路を100Km以上で突っ走った時はちょっぴり怖かったよぉ😭

    タコラティ・アルマジロが登場した時の岡崎五郎さんの試乗インプレッションを貼り付けるから、みんな見てくれよな!
    https://youtu.be/0h3zDnN2k8c?si=qIVkTvtDsYKIxvi5

    しかし、タコラティのエンブレムはどんなものでしょう?
    タコに槍を持たせる感じかしら🤔
    🔱🐙
    どう?アルファロメオみたいでしょ?

    いや、タコは銛で突かれる方だった…。

  7. 素うどんダイハツ ミラは、基本のみ!足車か、MT免許取り立ての初心者にも良いでしょう。タラコティ アラカルトでしたっけ?

  8. ↑マセラティにあるまじき、戦慄のタコラティ・アルマジロ、なのである。
    タコラティ(TACORATI)とは、シルバートライデント仮面が構想するマイクロ・デポのオリジナルブランドで、マセラティ以外の超絶マイクロデポ謹製車両のこと。
    たこちゃん、パクられる前に商標登録しとかないと。
    秩父の御大、クリエイターM師匠殿、TACORATIのエンブレムをデザインしてくださいませ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です