ザ・ヒロサワ・シティにイッた(その2)

 本日は、一日中ショボショボとシケた雰囲気の雨降りで、コリャひょっとしたらツユに入っちゃったんじゃ無かろうかと気を揉んでおりましたが、気圧のせいかカラダの節々が思わしくない状態でしたんで、昨日とは打って変わって、千葉拙宅にて夕方までゴロゴロさせて頂きました。んなワケで、朝から当ブログへの写真仕込みを徐々に行っておりましたが、モンのスゴい量の撮影画像(泣笑)の中から使用写真をセレクトしつつ掲載順序を決めるダケでも結構な労力で「こんなに撮るんじゃなかった(笑泣)」と思ったり、一方で「アレ?もっと撮ってたハズなのに・・・」と、(ワタシ的に)もっと仔細に撮影しておくべきだった項目をハズしてたりと、まぁ博物館ネタの取材(笑)は、なかなかに難しいモンです。とりわけ、このザ・ヒロサワ・シティの場合には、あまりにも展示分野が多岐に亘ってるんで、それぞれの分野への知識も大いに試されるところが、却ってノーミソの活性化に寄与してくれれば、幾ばくかのボケ防止効果はあるのかナ、と・・・

新幹線車輌の中で、小休止しつつのスマホ電源チャージも済みまして・・・
オモテに出れば、いよいよ「空」関係に。
ホントにグライダーの実機がブラ下げられてるし・・・
ホントに模型飛行機の群れが無数に展示されております。
おそらくは、1/72スケールに統一されているようでしたが・・・
こういった超重量級試作機から・・・
みんな大好き(笑)震電まで。じっくり見たかったケド、とても時間無ぇなぁ~。
さぁて、お次はドコに行こうか・・・・
やっぱ、此処の白眉と云えば、このコーナーだろうな。
「じゃぁ~ん!」・・・Gメン36(分かるヒトだけ分かってくらはい:笑)?!
ナンつっても、このYS―11を収容するために格納庫まで作っちゃった感じ。
前座(泣笑)は、元々この会社のビジネスジェットだったと思しき機体。
胴体ブッた切って、機内を観察出来る仕立てとなってましたわ。
ワタシ的には、コレが一番見たかった!
残存機体としては珍しい、偵察用の複座仕様となってるし。
零式艦上戦闘機、その来歴は・・・
オーストラリアでレストアされたアト、ずぅ~っと上野の博物館に在ったヤツかぁ。
上面色が濃緑色で・・・
下面が明灰白色のマーキングだと、やっぱ52型かナ。
その足元には、鋳物のカタマリが・・・
零戦用では無いとのコトですが、超々ジュラルミン製プロペラの金型だそーです。
また、隣に展示してあるのが・・・
二式一一五0馬力発動機(0は零ぢゃないの?:笑)とありますが・・・
零戦に搭載されていたコトで有名な栄エンジンであります。
おお、橙の機体識別色と、青竹色。ついついプラモ界の色用語が出てくる(笑)。
コレは機体内部色(三菱色:笑)。コックピット隔壁ですね。
コンパクトに纏められた、機能的なダッシュボードって感じです。
いつまでも眺めていたいものの、そうは行かず。まだまだ先は長いデス。
このポスターを見て、ラジオの「そらまめさん」を思い出すのは、ソートーなトシ(笑)。
スミマセンねぇ、全容を撮れるホドに離れられなかったモンで・・・
傍らにいるワンワンたちで、だいたい御想像が付くとは思いますが・・・
「宗谷」のプラモを買うと、オマケで付いてくる・・・
コレも、長らく上野の博物館に在ったモノなんでしょうね。
そして、コレが当館最大の展示物!
4枚翅のプロペラも眩しいターボプロップエンジンと云えば・・・
YS―11。所沢の航空公園駅前や成田の航空科学博物館にも在るヨ。
色々と遺産認定をされるに相応しい機体。
ワタシゃ、全日空のオリンピア号マーキングのヤツに、も一度逢いたいナァ・・・
その主翼のカゲにヒッソリと・・・
この機種、コドモの頃にプラモデルで作ったんで、思い入れがあります。
デカールにも、このグリーンのマーキングが付いてまして・・・
見れば見るホドに懐かしさで一杯となりました。
いつかは完全体にして、展示し直して欲しいナァ・・・
NIPPIって書いてありますが・・・
日本飛行機ってニッピって略すのね(笑)。
コレ(音出ます、注意!)が脳内にぐるぐると・・・
日大航空研は鳥人間コンテストの常勝ティーム(日テレではこう発音:笑)でしたね。
航空機の博物館としては、収蔵品のコンディションは良い方だと思いました。
さぁ、ようやくコレで「空モノ」も一件落着と思いきや・・・
まぁ~だ在るんかい(笑泣)。
・・・で、宇宙篇は、こっから始まっちゃうの?
ペンシルロケットby糸川英夫先生。
コレがその、射出実験装置の原寸大レプリカ(実際に飛ばせられる)。
「♪あっかるーいナショナール(笑)」って感じに電球ソケットが並ぶ制御盤。
コレが、後年にレプリカで飛ばした時の動画。
コレが、糸川先生のオリジナル制御盤。ホントに電球が並んでますね。
ココでの国産宇宙開発史展示は、1950年代と60年代までのモノでした。
伊福部昭先生のマーチが聴こえてくる(笑)・・・東宝のプロップみたい。
IGYと聴けば、ドナルド・フェイゲンの歌を思い出す80年代の大学生(笑)。
ラムダとかカッパとか、まるでランチアの如くのロケットネーミング。
チープな研究から、今のイプシロンにいたるまで、先人たちの情熱に脱帽。
「空モノ」まだ在るんだー(棒)。
ま、まったく興味が無いモンは、この際サラっと流しまして・・・
「うわぁ、カッチョいいなぁ・・・」
なんてキュートな造形なんだ。空中都市008に出てくるエアカーみたい。
ま、後ろの席の住人はエンジン直下で、たまったモンでは無さそう(泣)デスが。
ホント、隅々まで美しく可愛らしい造形です。
ソレが民生用となれば、一層カラフルで。
当時のベル社のデザイナーってダレだったんダロ。
ヘリコプター歴史保存協会って組織名を初めて目にしました。
サスガ、内装にいたるまで、極めて美しい保存状態でした。
足元までキャノピーが素透しで、中央に浮いてる計器類が未来っぽい。
コリャしばらく夢に出てきそうなカッチョ良さだなぁ・・・
「うわぁ、一番好物なヤツ、出たぁ!」
川崎重工業がライセンス生産したベル47G―2。
コレも、ヘリコプター歴史保存協会の所蔵品でしたか。
軽量化のためにカバーを廃してトラスが剥き出しになっちゃったと云う・・・
タコ足エキゾーストなんか、マフラーレスの直管(笑)だもんなぁ。
この後部ローターへの、動力伝導の経路が丸見えなのが興味深い。
まずは、こっから取り出して・・・
ところどころに軸受ユニットをカマしつつ・・・
こぉ~んな具合に最後部まで持って来て・・・
回転方向を直角に変えて出力・・・
・・・で、後部ローターが回る、と。
そのローター駆動シャフトに沿って這わされたワイヤーで動かすローター角度。
この、ナンもカンも剥き出しなメカの魅力ときたら・・・
スパルタンなコックピットだけど、機能的でカッチョいいなぁ・・・
ああ、メインローターの下では、カウンターウエイトが回転するのね。
あ~!旧いヘリコプターのプラモ、作ってみたくなっちゃったぢゃんヨォー(泣笑)。

 ↑と、ココまでで、ようやく「空の部」を駆け足で御案内した格好となりましたが、続いて暫くの間は、自動車屋のオヤヂが書いてる当ブログとしては本題に当たる「非鉄道な陸の部(笑)」なんで、いよいよ難儀やなぁ。ま、現地にイッて貰えれば、ワタシの申し上げたいコトはお分かりになって頂けると思いますヨ。「どーなってるの、ココ(泣笑)?!」

 それじゃー、また明日。

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“ザ・ヒロサワ・シティにイッた(その2)” への6件の返信

  1. やはり自動車バイクには辿り着きませんね、いよいよ次か!?
    それにしても青竹色はワロタ
    ありましたね~。

    しかし、これだけあると、清掃だけでも大変でしょうね。
    経営者の度量と財力の大きさが伺えます。

  2. 昨日は福井からの帰路で(福井発16時前、帰宅23時前)本日昨日分と一緒に拝見いたしまして、此処はとある地銀が絡んでいて(と、とある地銀の元役員さんからうかがいました)、県下では有名な場所で、県庁の職員さんも一目置く場所でございます。
    福井では麹屋さんで味噌&シフォンケーキを買い、お寿司屋さんで新政を飲みつつ、寿司をつまみ、デポさんのご縁って本当に有難いと思った次第でございます。

  3. またまた力作、写真87枚。FA200・エアロスバルの外装色が、どーしでもキムワイプに見えるのは自分だけかな⁈

  4. 本日もまたまた凄いブログとなっております。
    時折懐かしいリンク先を挟んでくださるのがまたいい。
    ヘリコプター編、特捜最前線の日本農林ヘリコプターを思い出しました(笑)。

  5. ヘリコプターには詳しくは無いのですが、シャボン王みたいな全面が風防のベルがお洒落ですなあ。
    洗練された未来的なテザインで。
    ああ、羽織りたひ💕
    たこちゃん「↑四方八方、丸見えですけど(泣)!」

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