アウディTTのドアトリムを本格的に復元。

 本日のブログは、昨年末のコレ(リンク先参照)から始まっちゃった(大泣)ネタの続篇なんですが、年末年始の休暇期間をハサんで、ヒト月ホドも跨いでしまったんで、ココは一発、気合を入れ直して挑もう。

朝一番でコーヒーを買いに行ったら、メガだっつってんのに、Sが来た(大泣)。
しかも、レシート見たらMの分トラれてた(泣笑)・・・ま、ガイジンだったから。
ファンヒーターは1℃だケド、日向側の壁は5℃。コレならイケるカモ・・・
朝日に祈るよな気持ちで水栓を開けましたら・・・
いつもは出るまでに時間が掛かるメイン水栓が出てくれました(大喜)。
・・・でもね、体感的にはマイナス5℃って感じ。今日は北風がツヨいのヨ(涙)。
も少し寒さにカラダが慣れるまで時間を置こうと・・・
地元の基幹郵便局まで郵送物を出しに行きまして・・・
メカトリエのプレハブ小屋に戻って、早速クリーニング作業を開始。
コレだけの面積でも、結構なヨゴレが取れるモンでして・・・
ホレ、こんなに。20ン年分のヨゴレですから仕方がありませんね。
大きなパネルの方も、まずは裏側からキレイにいたします。
まぁまぁスッキリさせましたところで、電話対応に追われ・・・
少々遅めの時間になっちゃいましたが、却って空いてるかナと・・・
「はぁ~」コレが喰いたかった・・・味噌バタコーンは真冬の定番。
食べようとした途端に、アタマに載せてた老眼鏡のツルが折れてドンブリに(大泣)。
そのまま、またまたホムセンに。100均も併設されててヨカッタわぁ。
使い捨て手袋に老眼鏡にボタン電池。昨日のウチに買っときゃヨカッタのに(泣)。
コレで安心。無いとまったく見えませんからね。100円で眼が買えるシアワセ。
暴風に車体を揺すられながらメカトリエに戻って、プレハブ小屋での作業を再開。
洗剤を付けてコスっては、マイクロファイバークロスのキレイな面でなぞります。
編まれた網も、ウラオモテと埃ヨゴレにまみれてますんで・・・
タオルが入り難いところには、除菌クリーナーシートを指先で差し入れたり・・・
いよいよ指先も入らないところには、樹脂ベラの先端で送り込みます。
だいたい一箇所に付き3回ぐらいは一連の工程を踏みます。
こういった感じに、樹脂表面のヨゴレをタオルで吸い取り続けるイメージです。
白く点々とシミがありますが、ガムテープの痕跡だと思われました。
結構、広範囲に点々と付いちゃってます。
ソレを、樹脂表面を荒らさぬように色んなコト(笑)やって除去いたしました。
コレで、天面もイイ感じになりまして・・・
大きなパネルの方も全体的にキレイになりました。
・・・ところが、ド真ん中の一部分が経年でハガれちゃってマスねぇ(大泣)。
裏側から見ますとこんな感じ。この素材、ドッチも接着し難いんだよなぁ・・・
マスキングテープで合成皮革の表面を養生し・・・
開いてしまっているスキマに接着剤を流し込みます。
しばらく置いたら、ノリシロ部分もキッチリ接着し、小さいパネルを仮合わせ。
コレなら復元に成功した部類だと思いますんで・・・
大きいパネルに小さいパネルを載せて、定位置の溶着作業を開始いたしました。
バラす時にも難儀でしたが、溶着する方も、コレまた難儀。
とりあえず小さなパネルの全周は、細かい部位を除いて溶着出来ました。
コレが溶着したところです。小さなパネルを貫通させつつギリギリを狙ってます。
ちょっと手元がクルって「ズボっ!」とやったら一巻の終わりなんで・・・
オモテは超絶寒いのに、背中に汗をかきつつの真剣勝負となりました。
コレで反対側と同じところまで作業が到達したと云うワケです。
・・・と、胸元を見たらば、自分の服には穴を開けちゃってましたわ(大泣)。
スッカリ真っ暗になっちゃいました。満月がキレイだケド、冷たい暴風デス。

 ↑まぁね、マセラティのネタじゃ無いんで、世の中に20ン年落ちのアウディTTのドアトリムを分解・組み立てしようなんて酔狂な御仁がドコかに居ない限りは、ダレもググってくれないカモ知れませんが、この技術と工法が、何時の日か比較的新しい世代のマセラティその他のイタリア車のために役立つコトを信じて“修行”させて頂いておりますヨ。

 それじゃー、また明日。

-------
愛車を御手放しになりたい方は、コチラ:車輛売却時にも、当店に持ってくるのが結局ラクでお得ヨ。マセラティじゃなくてもね。をどうぞ。

-------
マセラティでイッてみよう!Part2・Part3・V3(ヴイすりゃ~)・ア~マ~ゾ~ン(笑)!!・ストロンガーぁぁぁ!!を通したすべての過去記事への一気到達用ページへはコチラ:マセラティでイッてみよう! 過去記事月別アーカイブ(ストロンガーぁぁぁ!!版)からどうぞ(移動時間や昼休み、会議の合間のヒマつぶしにも最適ヨ!)

“アウディTTのドアトリムを本格的に復元。” への7件の返信

  1. アウディTTのドアトリム分解・組み立て作業、お疲れ様でした。
    地道な作業ですが、ひと手間かけることによって往年の姿が蘇ります。
    有難いことです。

  2. ものすごいリペア術ですね。
    惚れ惚れします。
    ドイツ車も素材から造りまでいろいろ面倒なんですね。
    でも初代TTは超絶にカッコいいから許されるのか…

  3. たこちゃんのドアトリムの修繕作業、皮革職人のラジヲ工作みたいで凄いです。
    でも、100均の老眼鏡って、付けたまま歩くと酔いませんか?

  4. ラーメン食べようとしたら老眼鏡のツルが折れてドンブリに、ってドリフみたいですが、あとの仕事っぷりを拝見すると茶化すのが申し訳なくなります。
    余人の追随を許しませんね、斯様な丁寧で高等なリペアは。

  5. アウディTT、更に屋根無しであれば内装にも気を使いますから、たこちゃんの誠実な仕事ぶりは衆人の目に留まることでしょうね👍

  6. 後出しコメント:アウディTTのドアトリムはなかなか難儀ですね、なんとか乗り越えて、次行ってみよーってなってくれないかな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です