しろラムちゃん、ゴメンね。

　だいたい、しろラムちゃんは今朝の始動時から挙動がヘンだったんですよねぇ。いつもは、ちょっとスターターを回すダケで一発始動なハズが、一度目は初爆のみ。二度目で眠そうに火が入り始め、スロットルをアオっていれば、なんとかアイドルを維持している感じでした。思い当たる点が大アリ（泣）だから文句の云いようもありません。走り出してアパートの駐車場から出る時には、しろラムちゃんで初めてのストール（ドキっ！）。「コレはヤラかしてもーたかナ・・・」と再度スターターを回すと、一応再始動いたしました。その後、地元で比較的大きな交差点での信号待ち中に、またもストールして肝を冷やし、ハザードを焚きつつ暫くスターターを回すと、ようやくの再始動。「コリャ先が思いヤラれるわい（泣）」と思いつつも、両足を使っての交差点突破走法で、そのアト暫くは走り続けましたが、道幅広めの県道上で、いきなりのスローダウン（大泣）。惰性で路地に逃げ、ストールしたエンジンに数回クランキングを試みましたがダメで・・・あ、ひらめいた。「ココはもうダメ元で行こう。ソコ（アシストグリップ）握って、オレと一緒に車体を揺すってみて」「シェイク、シェイク！するのね、ハハっ、コレ結構楽しいかも（笑）」なんて云いながら１５秒くらい車体を大きく左右に振ってみましたら、アラ不思議。実は、「もうダメか・・・」と１０秒くらいは（笑）ＪＡＦの出動要請をどうしようかとアレコレと想いを巡らせておりました（とある実験をしてたなんて、とても白状出来ないし：泣笑）が、なんとかエンジンは息を吹き返しました。（喜）。その後、暫くの間はナニゴトも無かったように快走しておりましたが、県境を目前にした土手っぺりロードで再び突如としてスロットルが効かなくなってスローダウン。またもエンジンが停止したところから・・・

　↑「いやぁ、まいった、マイッタ（泣笑）！」しろラムちゃん、ホントーにゴメン！実は先週の土曜日から、メカトリエに在るビトゥルボ系マセラティたちのフューエルポンプ＆タンク交換作業を一気に進めるため、日々フューエルタンクから劣化したガソリンを抜き取っておりましたら、その量が携行缶４本に８０リッターも溜まってしまい（大泣）「コイツはどーしたモンかなぁ」とナヤんでいたところ、昨日はワタシの住むアパートの近所にあるスタンドに廃棄を相談したらば、「無料でイイですヨ！」と笑顔でアッサリと御快諾頂きまして、「やっぱ田舎はスゴい！」と感動に打ち震えておりました。ところがところが、いつでも無料で廃棄出来るとなったら急にアヤシゲな発想がアタマん中にモタげてまいりまして、「サスガにマセラティに入れるのは憚られるケド、国産車の制御系ならドーニカ補正してくれるカモ」と、持ち前の「勿体無い」とのボンビー性（泣）にスイッチが入ってしまい、つい入れてしまったんデスよ、しろラムちゃんに（笑泣）。サスガに全量投入はムリだと思ってましたが、５リッターぐらいを混ぜるダケならドーニカ燃えてくれるんでは無かろうかと思ったワケです。思惑通りに、昨日の帰宅時には排気煙がクサかった以外には特段の問題はありませんでした。ソレで今朝、冒頭の異変から始まっちゃったと云うワケ。やはり不純物は比重が重くて沈殿するのね。タンク内の底に在る燃料からフューエルラインに送り込まれるのは物理的法則から考えても自明の理。時々ストールしたのは、ちょうどダメな成分の燃料がインジェクションに入り込んでた時なんだと推測し、タンク内を撹拌するために「シェイク、シェイク！（笑）」を考えついたワケです。危うく３０年振りのＪＡＦ出動要請をするハメとなるところでしたわ。と云うワケで、あんまり旧車に乗らない方々は要注意。劣化し掛かったインタンクフューエルポンプ＆ホース装備車では、ゴム系の成分が燃料に溶け出して、想像以上に劣化が亢進するようデスよ。油絵の具のニホヒがしてたら、新鮮な燃料を足したり添加剤を投入したりするのをお奨めいたします。ドーニカ千葉拙宅には無事にたどり着け、いつものように日曜日を送れたのは僥倖でした。「祝、ひな祭り！♪アカリをツケましょ、ボンボリにぃ～（喜）！」・・・ともあれ、明日も大丈夫かなぁ（泣笑）。

　それじゃー、また明日。

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